Eduard Abramian
Georgia - Armenia
(1923 - 1986)

日本語表記：　エドゥアルド・アスラナヴィッチ・アブラミアン
英語表記：　Eduard Aslanovich Abramian
原語表記：　 ԷԴՎԱՐԴ ԱԲՐԱՀԱՄՅԱՆ(Armenian)
露語表記：　 Абрамян, Эдуард Асланович

英語別表記：　 (名) Edward, Edouard (姓) Abramyan, Abrahamian
日本語別表記： 　(名)エドワード, エドワルト (姓)アブラミャン, アブラハミアン
生没年月日：　1923年５月22日 ～ 1986年12月20日 (63歳)

---------------------------------------

◆　略　歴

1923　　現・グルジア共和国のティフリス(Tiflis)に生まれる.
1943-45 太平洋戦争の影響により, 飛行機工場で働くことを余儀なくされる.
-1950　 トビリシ音楽院に学ぶ. ピアノ科でセルゲイ・バルフダリャン(S.Barkhdarian)に師事. 作曲科でアンナ・トゥラシュヴィリ(A.Tulashvili)に師事.
1950　　トビリシ音楽院を卒業.
1951-53 モスクワにあるアルメニア文化施設にてゲンリフ・リチンスキー(G.Litin)、ニコライ・ペイコ(N.Peiko)、ユーリ・ファルチュナートフ(Y.Fortunatov)に作曲を師事.
1961-86 エレバン音楽院にて講師.
1965　　アルメニア芸術功労者SSRの受賞.
1979　　エレバン音楽院ピアノ科主任となる.
1980　　エレバン音楽院ピアノ科教授となる.
1986　　エレバンにて死去.



◆　交　流　

* 師 *
・[p] セルゲイ(サーキス)・バルフダリャン(Sergei(Sarkis/Sargis) Vasilievich Barkhdarian, 1887-1973):
　　作曲家. 教育者. ティフリス生まれ. 門下生にアルチュニアン, ミルゾヤン, サリャン, タクタキシヴィリなど.
・[p] アンナ・トゥラシュヴィリ (Anna Ivanovna Tulashvili, 1874-1956): ピアニスト. 教育者. トリビシ生まれ.
・[p] ゲンリフ・ハインリヒ・リチンスキー (Genrikh Heinrich Litinsky, 1901-1985): 作曲家. アルメニア文化施設での師.
・[p] ニコライ・イヴァナヴィチ・ペイコ (Nikolay Ivanovich Peiko, 1916-1995):
　　作曲家. 教授. モスクワ生まれ. ミャスコフスキーの門弟. エレバン音楽院では1942-49年の間, 作曲科を指導した. 10の交響曲が代表作.
・ユーリ・ファルチュナートフ(Yurii Aleksandrovich Fortunatov, 1911-1998):
　　教育者. 作曲家. モスクワ生まれ. リチンスキーに師事し, モスクワ音楽院作曲科を卒業. 管弦楽法に著書がある.



◆　作　風　

・




◆　作　品　 [ 日本語 表記 ]

* "ピアノのための～" (ピアノソロのための曲) のは#を付頭 *

オーケストラのための 詩曲『母国』 (1950)
ピアノ協奏曲 第１番 変ロ長調 (1950)
オーケストラのための 舞曲 (1951)
# ６つの前奏曲 (1948-51 *出版：1952)
ピアノ協奏曲 第２番 (1953)
ヴァイオリンとピアノのための コンサート・スケルツォ[演奏会用諧謔曲] (1953/54?)
# ピアノ・ソナタ (1954)
# ダンス＝ファンタジー (1954)
バラライカとオーケストラのための 舞曲と唄 (1954)
トランペットとピアノのための コンサート・スケルツォ[演奏会用諧謔曲] (1955/56?)
トランペットとピアノのための 間奏曲 (1956)
# 即興曲 第１番 (1956)
混声合唱とオーケストラのための 『友情賛歌』 (1958)
# 演奏会用作品 『コク』 (1961)
*二台ピアノのための ピアノ協奏曲 第１番 [リダクション] (1965)
声楽とピアノのための 20のロマンス (出版：1968)
Ｔ．チュマニャンの詞による２つのロマンス (1969)
# 即興曲 第２番 (1969)
# 子供のための12の小品 (1969)
音楽喜劇『アグトンとその子』 (1969)
# ワルツ＝ユーモレスク [奇想的円舞曲] (1971)
# 24の前奏曲 (1948-72 *出版：1972)
　　# 作品集『24の前奏曲』第17番によるプレリュード＝トッカータ (1976)

***************************************************

Poem "Motherland" for orchestra (1950)
Concerto No.1 in B flat major for piano and orchestra (1950)
Dance for orchestra (1951)
6 Preludes (1948-51 *pub: 1952)
Concerto No.2 for piano and orchestra (1953)
Concerto Scherzo for violin and piano (1953/54?)
Piano Sonata (1954)
Dance-Fantasy for piano (1954)
Dance and Song for balalaika and orchestra (1954)
Concerto Scherzo for trumpet and piano (1955/56?)
Intermezzo for trumpet and piano (1956)
Impromptu No.1 for piano (1956)
"Ode to friendship" for mixed-choir and orchestra [the words of V.Arutunian] (1958)
Concert Piece "Koch" for piano (1961)
*Concerto No.1 in B flat major for two pianos [original:Piano Concerto (1950)] (1965)
20 Romances for voice and piano (pub: 1968)
2 Romances on words of O. Tumanyan (1969)
Impromptu No.2 for piano (1969)
Twelve Pieces for Children -for piano (1969)
Musical comedy "Agathon and his son" (1969)
Valse-Humoresque for piano (1971)
24 Preludes for piano (1948-72 *pub: 1972) [blank]
　　Prélude-toccata, No.17, du cycle "24 préludes" (1976)

26 pieces for voice and piano


◆　録　音　・　出　版　

Ｃ　Ｄ